新宿高校
塾対象の学校説明会に出席しました。加藤校長から「目指す学校像」についてのお話がありました。新宿高校の中期目標は「進学指導特別推進校」から「進学指導重点校」へ。今年度の目標は、難関国立大学と早慶合格者の増加、及び一人ひとりの生徒が希望する進路実現で前年と変わらない目標でした。また、高大接続改革に対応するために、英語指導では、高1・2生に「英検」、高3生には「TEAP」を受験させている。
1.H29年度入試結果
●推薦入試
男女 募集人員 32名 応募者242名 応募倍率7.5倍
調査書点はほとんど差がないと、小論文で合否が決まるといえる。前年に比べ、小論文の受検者平均が37点もアップしていることから、受検生が小論文対策をしてきていた。
●一般入試
男女 募集人員 284名 応募者769名 受検者609名 合格者289名 実質倍率2.1倍
●受検者平均点
男女 国語60.2点 数学62.1点 英語61.0点 社会77.1点 理科78.4点 5科338.8点
●一般入試総合点733点(前年731点)調査書点259点 検査点473点
倍率が2.1倍ですので、ボーダーラインは733点(前年731点)前後。ボーダーライン上の2~3点内に昨年は16人、今年は46人がいた。数学の平均点62.1点や理科の平均点78.4点から見ても、数理はしっかり取り組まないと合格は厳しいでしょう。自校作成になるH30年度入試では数学が難化する可能性があります。
2 大学合格実績
国公立大118名(前年120名)、早慶上理大181名(196名) GMARCHI353名(377名)
文部科学省が進める定員厳格化から、早稲田大学の合格者が98名から69名に減少した。その影響もあって浪人生が60人から93人と36名増になった。
高3生の6割以上が予備校や塾に通っているが、学校の夏期講習は講座数も多く充実しています。センター試験対策と2次試験対策のバランスが今後の課題です。