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初めてのインド旅行 ❷

東和塾ブログ
2019年08月20日

パスポートがぎりぎり間に合って出発することができた。シートベルトサインが消えるとすぐにお客様の一人ひとりの席に行ってお詫びした。

インド航空は途中、タイのバンコク、バングラディッシュの首都ダッカを経由して最終目的地のニューデリーに到着した。経由地では新しい乗客が乗り込んでくるが、インドに近づくほど機内にカレー(香辛料)の匂いが充満してきた。

空港の入国審査を通過し税関に進むと、私だけがカーテンで仕切られた所持品検査室に案内され、入念なボディチェックを受けるはめになった。あまりにも気持ち悪いボディチェックなので、成田空港のDuty Freeで購入した『セブンスター』ワンカートンをお土産と言って渡すと、あっさり解放してくれた。その甲斐あってお客様はノーチェックで通関することができた。

手荷物を受け取って外に出ると、灼熱の太陽が出迎えてくれた。ターバンを巻いた現地ガイドと握手してから、ツアーバスに乗り込んだ。

このツアーは、インドのゴールデントライアングル地点、デリー・アグラ・ジャイプールを1週間で観光してから一旦解散し、3週間後に南インドのボンベイで再集合する行程になっていた。その間は各自フリープランでインド旅行を楽しむという、今思うとずいぶん無責任なツアー内容でした。(笑)

ツァー4日目、アグラで世界遺産の『タージマハール』を見学後、ホリデイインホテルで豪華なランチブッフェを楽しんだ。午後にジャイプールへバスで移動中、突然後部座席のお客様が真っ青な顔で腹痛を訴えてきたのでドライブイン休憩を取った。それから立て続けに腹痛を訴えてきたのでバスを道路脇に一時停車してもらい、インドの大地の上で用を足してもらった。

夕方にジャイプールのホテルに到着する頃には10名近くが調子を悪くしていた。すぐにドクターを手配して、お客様の部屋を回り診察してもらった。インド人のドクターによるとサルモレラ菌による食中毒と判明した。ランチブッフェで食べたチキンが原因だったかもしれない。下唇の厚いドクターの英語は、英語の発音をその下唇が邪魔をした。

「しっかり水分補給をして、抗生剤を朝・昼・夕に3錠ずつ服用して安静にするように」
とだけアドバイスされた。ドクターとホテルの部屋を巡回しているうちに、僕の方もやばくなってきた。それはそうだ。お客様と同じチキンを食べているので時間の問題と覚悟を決めた。

翌日の観光は中止。チキンを召し上がっていない元気なお客様2~3人だけがガイドの案内でジャイプールを観光、象に乗って楽しんだそうだ。(残念)

私はホテルでお客様のケアをしていたが、女子学生から部屋に電話があり、自分の排泄物を見てほしいとの依頼であった。二人はお嬢さん育ちなのか、こうした激しい下痢は未体験だったらしく、異国の地で相当不安になっていました。僕の方は高校時代の夏、サッカー部の練習直後に、部員と学校近くの牛乳販売店で3号ビンの牛乳一気飲み競争をしていて、その後に起こる激しい水下痢には慣れていたので、全く平気でした。終日、ホテルのルームサービスのように、お客様のお部屋にトイレットペーパーとミネラルウォーターを配りました。

お客様の中にお1人でツアーに参加してくれている深田さんという女性がいた。レストランでの食事やバスの中でお話する機会があったのですが、ご主人のお話をしたがらなかったのでこれ以上お聞きしては失礼かと思っていたら、何とその方は日本を代表する作詞家・阿久悠の奥様でした。帰国後、伊豆の阿久悠邸に招待されバーベキューをツアー客とご馳走になった。チキンではなく、霜降りの牛肉でした。(笑)

こうして8日間のツアーはいろいろなトラブルに巻き込まれながらも終えることができた。各自がホテルをチェックアウトして3週間のプライベートツアーへ出発するのを見送った。

私は子どもたちにとって多少の苦労は本人のために良いと思っています。これから中学、高校、大学へ進学、そして社会人となっていくわけですが、『わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい』と願っています。自分の考えていること、感じていることを臆することなく言えるようなコミュニケーション力を身につけてほしいと思っています。そして、世界の強豪を相手に堂々と戦えるような人間に成長して、ビジネスの世界でも活躍してほしいと思います。

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