ペガサス東和塾

お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

都立高校入試問題の傾向と対策

都立高校入試情報
2017年11月11日

2017年度の東京都立高校の入試問題分析会に参加しました。出題の傾向と今後の対策についてその内容をまとめてみました。

過去10年間の平均点の推移をみると、5科平均点は295.4点、1科目の平均点は59.1点でした。科目別では国語66.0点、数学57.1点、英語56.7点、社会57.8点、理科57.8点です。国語が易しく、英語が難しいのが都立高校の入試問題の特徴といえます。内申点によりますが、三田で400点、上野で350点、向丘で320点、江北で300点、足立で260点、葛飾野で240点がボーダーラインです。

【国語】20点分の漢字は、対策すれば必ず得点できます。10点分の作文は、まず時間内に字数を全部埋めるために、後回しにしないほうがいいでしょう。現代文が長文で、しかも選択肢も年々長文化してきているので、読解力は必要不可欠です。一番いい方法は、入試レベルの問題を読み慣れておくことです。古文・漢文は単独の大問で扱われることはありませんが、全国的な傾向として出題が増えているので対策が必要です。向丘高校に合格した生徒は国語は94点でした。もちろん漢字は満点でした。

【数学】学力レベルに合わせた指導が効果的と思われます。学力中下位層(偏差値45以下)は大問❶と大問❷❸❹➎の【問1】で確実に得点して平均点を目指します。学力中上位層(偏差値46-59)は大問❸関数と❹平面図形➎空間図形の採点の甘い証明問題で得点力アップを目指します。学力最上位層(偏差値60以上)は、正答率の低い「文字式の証明」「空間図形」などを徹底的に対策すれば、十分に高得点が狙えます。入試直前に3年で履修した内容を念のため再点検することをおススメします。特にハイスピードで学校の授業が進んでしまった「平方根」「二次方程式」「円周角」「三平方の定理」などは要注意です。

【英語】対策が難しい科目です。配点はリスニング20点、英作文12点、長文読解68点です。得点分布をみると、90-100点が9.5%に対して30-39点が12.8%と二極化傾向が顕著に表れています。そのため学力レベルに合わせた取り組みが求められます。中下位層はすぐに得点アップにはつながりませんが、まずは文法力をつけなくてはどうしようもありません。Be動詞と一般動詞の区別、中1レベルの曜日・月・数などの単語力は欠かせません。中上位層は長文の大半が内容把握に関する問題なので「英文読解」に慣れる必要があります。最上位層は、英作文を完全攻略しないと高得点できません。また、1分間100words以上の速読力を鍛える必要があります。リスニング強化のために英検3級、できれば準2級にトライしましょう。英検3級レベルで60点、準2級レベルで80点は入試本番で得点できるでしょう。英語は積み上げの科目ですのですので、中3になって慌てないように、中1から教科書の内容を丸暗記するくらい音読を繰り返すとパワーアップできます。音読はリスニング力強化にもつながりますのでおススメします。

【社会】は記号問題中心で、問題文・選択肢が長く、日本一読解量の多いのが特徴です。従ってまともに読んでいると時間切れになってしまうのでスピード処理が求められます。1問1答形式で解ける問題もあるので問題文やグラフ・表に惑わされないようにしてください。全体的に難易度が上がってきているので、資料の読み取りや記述対策を入念にしないと高得点は難しいと思います。特に地理・歴史は中3になってから十分に復習する時間を確保するのが難しいため、中1から学校の授業を大切にしましょう。

【理科】出題単元に偏りがあるので、未出の単元には特に注力が必要です。記号問題中心の出題ですが、選択肢は年々難化傾向にあります。正答率の低い1分野系の計算力アップがカギとなります。選択肢も正しい組み合わせを選ぶのが大半です。生物・地学・化学・物理からまんべんなく出題されますので、大問❶の小問を終えたら得意分野から攻めましょう。社会同様、中1・2の内容から6割以上出題されますので学校の授業が受験勉強と思って真剣に取り組んだください。

 

library_books 無料体験授業実施中

東和塾の雰囲気や授業を
無料で体験してみてください!

詳しく見る